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自家歯牙移植ってどういう人におすすめ?

歯に求められる最も大切なことに健康な状態で残すことがあります。
一方、矯正治療で意識的に抜歯をしたり、無意識に抜けてしまう歯もあり、前者には親知らずと小臼歯、後者には乳歯が該当します。
因みに小臼歯とは、犬歯の後ろに乳歯が脱落した部位に生えてくる永久歯のことさします。

歯の治療分野の1つに再生医療があります。
ここでは抜歯や抜けた歯が用いられており、大きく、歯髄細胞バンクとティースバンクが活用されています。
まず、歯髄バンクは本人や家族が将来再生医療を必要とする病気の備えとして設けられており、最大の理由は親知らずや乳歯の歯髄細胞に、骨髄細胞や臍帯血以上の元気な幹細胞が存在していることです。
次にティースバンクがあります。
ティースバンクは歯科治療を専門として設けられており、ここでは将来的に歯の移植を行うために小臼歯や親知らずの冷凍保管を行います。

ティースバンクを最大限に活用できる歯科再生治療に自家歯牙移植と呼ばれる方法があります。
この治療は非常に古い歴史を持ち、成功率も非常に高いことでも知られています。
ただ、あまり一般的ではなく、移植できる歯科医院も限られるために普段目にすることが少ない治療法です。

自家歯牙移植では失われた歯の代わりに自分の歯をドナー歯として移植するために、従来と同じ自然さを求めたい人に向いています。
メリットも多く、まず、優れた噛み心地があります。
自分の歯を移植して根付かせるために無くなる前と同じように食べ物を美味しく食べることができます。
また、人工歯治療のように健康な歯を削る必要もなく、親知らずを利用した場合には健康保険が適用される場合もあります。
最大のメリットは他の健康な歯と全く同じ状態を作り出せることがあり、移植してからの矯正も可能であるとともに、原則、健康や歯根膜がある歯であれば、どの歯をどの場所にでも移植をすることが可能です。

自家歯牙移植は相談段階から実績のある歯科医院を選択する必要があり、対応できる設備の有無も重要なポイントになります。
治療を受けるには条件もあり、まず、移植に適したドナー歯がなければ自家歯牙移植をすることはできません。
次にサイズがあり、抜歯をした歯と移植をする歯の大きさがあまり異なる場合にはうまく移植をすることができず、例えば、奥歯同士であれば可能であっても歯の小さな前歯などではうまくいかないことがあります。
歯が健康であることも条件の1つになり、ドナー歯が重度の虫歯や歯周病などでは移植ができなくなります。
年齢も関係し、若い場合は寝付く可能性が高く成功しやすく、40代以降になると移植が難しくなり成功率も低下します。